獣医師が伝えたいペット防災①
2024年1月1日の能登地震からちょうど1年が経ちました。
みなさんの生活は落ち着きましたか?
当院では数日間断水が続くなどありましたが、大きな被害はなく、1月4日には通常通りの診療ができるようになりました🏥
この1年間、いろいろな防災活動🪖をしてきて、ペット防災について見直してみました👀
1月1日の能登地震の際、当院のエリアでは津波警報が発令され、避難場所に避難された方が多かったと思います🏫
1月4日以降に診察に来られて、避難されたという方々に簡単なアンケートを取ってみました🗒
アンケートの結果は
同行避難した(ペットと一緒に避難した):95%
同行避難した中で、ペットをケージに入れて避難した:66%
という結果でした。
これでわかることはほとんどのみなさんが同行避難をしてくれたということです🐶😺
今ではペットも家族の一員なので、一緒に避難するのが原則で、日本獣医師会や環境省も推奨しています。
しかし、33%の方々がケージに入れず首輪もリードもない状態で避難したことがわかります😿
避難場所によっては、ケージに入れないと避難所の中に入れてくれないところもあったようです😹
他のアクシデントとしては、
猫がびっくりして家から飛び出して次の日に帰ってきた💦
キャンキャン鳴く犬なので、避難所には行かず車中避難した🚗
ケージに入れようとして抵抗され噛まれた🩸
多頭飼いで1頭だけ家に忘れてしまった😰
などがありました。
このようなアクシデントなどの予防策を含めたペット防災を今後配信していこうと思います📧
この能登地震から1年というタイミングを機会として、不定期ですが、ペット防災のことを連載していこうと思います📖
よろしくお願いいたします。